うるら毎週月曜、前週にあった世界史ニュースを独断と偏見で解説していくよ!
イエスの塔完成!教皇がガウディ没後100年の命日に合わせたミサを実施
2026年6月10日、サグラダ・ファミリアではイエスの塔完成を記念し、ローマ教皇レオ14世によるミサが執り行われました。
6月10日はサグラダ・ファミリアの設計者であるアントニ・ガウディの命日でもあります。
1882年の着工から140年余りでのイエスの塔の完成に伴い、サグラダ・ファミリアは世界で最も高い教会になりました。
今後は栄光のファサードなどの建設が進められ、サグラダ・ファミリア全体としては2035年頃の完成が見込まれています。



写真見たけど、すっごいきれいだった!



スペイン王室の方々もミサにご臨席になり、荘厳かつ大きなイベントになったみたいだね。
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/1a13fe5ed986abc203b48bb861a36632d8f136d8
幕末の天才はなぜ歴史から消された?
赤松小三郎という人をご存知でしょうか。
彼は、大政奉還を陰で動かしたとも言われる、イギリス式兵学者の上田藩士です。
彼は洋学に精通しており薩摩藩から兵学教授として招聘されるなど、その実力を認められていましたが、薩摩藩から上田藩に帰国しようとしたときに薩摩藩関係者によって幕府のスパイではないかと疑われ、暗殺されました。
赤松はこれまであまり評価されてきておらず、政治変革家としてのみの評価でしたが、彼の本当に評価されるべきところはその軍事戦略家としての一面なのでは?と問題提起されています。



歴史を一面からじゃなくいろんな面から見ないといけないね。



そうだね。いろんな面から見ることで、出来事や人物がどのような影響を及ぼしたのか、よりクリアに見えるし、なんなら従来の認識も変わってくるね。
出典:https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/94624
インダス文明は平等社会だった?支配者層がいなかったモヘンジョダロ
都市は大きくなるほどに格差が広がるという定説に対し、モヘンジョダロでは逆だったのではと言われています。
つまり、支配者層がいない平等社会だったのではないかと考えられています。
モヘンジョダロは四大文明の一つであるインダス文明に属する都市で、これまでも大規模な調査・研究がおこなわれており、常識をひっくり返すような説が度々発表されています。



これからも新説が出てくるの楽しみだね!



高度な文明であったと言われているし、ロマンあるよね!
出典:https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/26/060300318/?ST=m_news
AIが文化財保存に大きな貢献?
文化財の劣化をAIが予測し、その予測を用いて気候変動などがそういった文化財などにどれだけの影響を及ぼすのかを視覚的に見せる、というプロジェクトが走っています。
マルタにある要塞にある亀裂は、50年後にどのようになっているのか?という疑問に、AIを用いて答え、その対策を講じようとしています。
マルタの要塞に限らず、劣化の予測ができれば対策を講じることができるため、実用化が期待されています。



文化財を守るのはAIじゃなくて、人間だもんね。



そうだね。AIはその補助をしてくれる、っていう立ち位置だね。
出典:https://www.vietnam.vn/ja/khi-ai-giup-bao-ton-di-san
スターリン像が大量に復活?
スターリンは旧ソ連で大粛清や強制収容所の政策などで批判の多い指導者ですが、一方でロシアでは「巨大な帝国」を築いた指導者として支持されている面もあります。
そのスターリンを讃えるような像が、プーチン大統領が在位中に100基以上も設置されているそうです。
ロシアにおけるウクライナ侵攻などは、スターリンが築いた帝国を復活させるという夢を育てているのではないかという説も出てきており、ウクライナ侵攻前は28%だったスターリンの支持率が、侵攻後に63%になったという話もあります。



スターリンを讃えるのが悪いとは思わないけれど、侵略とか征服とか、人を蔑ろにする方向に進まないといいね。



100%同意だよ。
英国貴族院、世襲化廃止?
イギリスの議会は14世紀半ばから貴族院(上院)と庶民院(下院)という二院制を取っており、貴族院はその名の通り叙爵された世襲の貴族たちで構成されています。
もともと貴族院議員は無給で、義務として政治に参加していました。
特権を享受する代わりに、市民に奉仕する義務があり、率先して戦争に行く必要もあり、庶民より負担する税金も多額でした。
こういったことから貴族や貴族院議員、ひいては王族に対しても、根本からひっくり返す(フランス革命のような)市民たちの反発は少なかったとされています。
一方で、2度の世界大戦によって貴族の数が減ったことも原因となり、一代貴族という世襲ではない貴族が貴族院議員になるという制度が導入され、これまでになく多様なジャンルの専門家が政治に参加し、政治が活発になりました。
こういった背景から、支持率の低迷しているスターマー政権が階級社会の象徴のような世襲貴族を政治から排除することで国民に改革をアピールする目的もあるようです。



中世の制度が現代まで続いていたことが驚きだよ!



そうだね!でもイギリスだけが世襲貴族の議員制度を長く続けられた背景を知ると、結構面白いよ。
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/0ce4f676b2be822ede1e8477454b8ce3fd1bf90d?page=1
定住は農耕と共に始まらなかった?縄文時代の遺跡
人類はもともと狩猟採集をしながら定住をせずに生活しており、農耕の始まりと共に定住を始めた、というのがよく知られた定説です。
しかしこの定説を覆したのが、日本の縄文時代の遺跡でした。
もともと縄文時代は、かなり原始的な狩猟採集の時代と考えられていましたが、実はそうではなく、大きなムラを形成し定住しつつも、狩猟採集を続けていたことがわかってきています。
日本の歴史が、世界の常識を覆すかもしれませんね。



教科書で学んだ歴史の常識が変わっていく~



ふふふ。そうだね。でもこういう知識のアップデートも楽しいよね。
出典:https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/95305
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編集後記



今週は、「当たり前だと思っていた歴史が、実はそうではなかったかもしれない」というニュースが多かった気がする!



歴史は過去の出来事を学ぶだけでなく、新しい発見によって少しずつ書き換えられていくんだよね。



イエスの塔完成や、スターリン像の復活、英国貴族院改革の議論とかは、「過去は今も私たちの社会に影響を与え続けている」んだなあって感じたよ。



歴史は遠い昔の話のようでいて、意外と現在とつながっているんだよね。



来週のニュースも楽しみだね!









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