うるら毎週月曜、前週にあった世界史ニュースを独断と偏見で解説していくよ!
ローマ教皇が初めて謝罪 ―過去の奴隷制に関して
2026年5月26日ローマ教皇レオ14世が、世界のカトリック教会に向けた初の公的書簡で、過去の奴隷制に対する教会の対応について謝罪しました。
非キリスト教徒が奴隷として扱われていた際、支配者に対して協会がそれを容認するような姿勢を示していたこと、
また、中世以前には教会自身が独自の奴隷を所有していたことを認め、謝罪しました。



教皇が謝罪、って結構大きいことなんじゃ…?



とても大きいことだね。教皇が組織として、キリスト教徒個人(過去の奴隷の支配者など)への管理責任をより明確に表したことで、結構話題になったね。
出典:https://jp.reuters.com/world/us/WNXGZ7PRJRMDPGBKMCE273CWYE-2026-05-26/
英国「太陽の沈まぬ国」歴史に幕?
インド洋に浮かぶ島”チャゴス諸島”は19世紀からイギリスが支配し続けていました。
この島がイギリスの領土だったことで、イギリスが夜でもチャゴス諸島が昼である、といった感じで、現代にいたるまでイギリスは物理的に「太陽の沈まぬ国」でした。
2024年にイギリスがモーリシャスへの変換を表明し、2025年にはモーリシャスとイギリスで正式合意されていました。
これが実現すると、イギリスは太陽の沈まぬ国ではなくなる、ということで注目を集めています。



太陽の沈まぬ国って現存してたんだね。。。
でも、そもそもチャゴス諸島ってどこの領土だったの?



もともと海の孤島で、住民はいなかったんだけど、19世紀からイギリス領モーリシャスの一部だったんだよね。
帝国主義の影響がまだ残り続けているんだね。
出典:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB0788M0X01C25A1000000/
ギザのピラミッド、その耐震構造が明らかに
ピラミッド周辺地域は何度も大地震に見舞われてきたのに、ギザの大ピラミッド(クフ王のピラミッド)は建造時の147メートルから10メートル弱しか失われていません。
なぜ深刻な損傷が生まれなかったのか、エジプト国立天文地球物理学研究などの研究チームが研究結果を発表しました。
「王の間」の上にあり、王の間の天井のにかかる荷重を軽減し崩落を防ぐためにあるとされた「重量軽減の間」が耐震に大きく寄与していることがわかりました。
観光客がいないタイミングで工事や交通などで生じる振動を計測したところ、近隣の建物と比べてピラミッドの振動が少なかったそうです。
このほか、強固な石灰岩の岩盤や対照的な形状などもその安定性に寄与しているとされています。



ピラミッドの謎が明らかになっていくのワクワクするね!



そうだね。まだまだ大きな謎が残っているけれど、これからの解明に期待だね。
出典:https://artnewsjapan.com/article/74097
ツタンカーメンの閉塞壁、初公開
続けてエジプトの話題です。
ツタンカーメンの墓の埋葬室の閉塞壁が、ルクソール博物館で初公開されました。
ツタンカーメンの墓は奇跡的に盗掘を免れ、かなり状態が良く保存されており、これまでは埋室室の中の豪華な副葬品に注目が集まっていました。
一方で閉塞壁はあまり注目されていませんでしたが、盗掘されてしまった墓にはほぼ残ることがないこの壁が、発見から100年経ちようやく注目が集まり、公開されました。
ツタンカーメンの墓を発見したイギリスの考古学者ハワード・カーターは発掘の際にこの閉塞壁を壊して中を調査しましたが、彼は閉塞壁の破片をすべて箱に入れて保存していました。
もとの状態を示す情報は少なく復元には困難を伴いましたが、まるでパズルのように組み合わせ、復元したそうです。



壁ですらこんなに注目されるなんて、さすがツタンカーメン



ほんとそうだね。豪華なものに目がいきがちだけど、こういったちょっと地味だけど重要で貴重な遺物からいろんなことがわかっていくんだよね。
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/c67d1ae390540d6d032206b680fccefbf92eb50a
アーサー王の物語の初期写本、700年の時を経て公開へ
続いては中世のお話です。
中世騎士道物語の中でも人気が高い”アーサー王物語”の初期写本がこの夏、競売にかけられることがわかりました。
複数の個人の手を渡り700年ほど”未知”だったもので、金箔で装飾が施され、100点を超える豪華な挿絵が描き込まれています。
これまで一般公開されたことがないこの初期写本は、本格的な研究をされたことがなく西洋文化の一端がさらに明らかになるのではと注目されています。
こういった写本は世界に3つしかなく、今回競売にかけられるものはその中でも最古のものと言われており、落札予想額は最大270万ドル(約4億3000万円)と見込まれています。



中世のきらびやかな写本!しかもアーサー王物語!
ロマンある~!



ほんとそうだね。出典の記事の中に写真や動画があったけど、本当にきれいな本だよ。こういったコレクションはまだまだ世界中の個人が保有しているのかもしれないね。
出典:https://www.cnn.co.jp/style/luxury/35248183.html
トルコの古代遺跡で新発見、都市形成の跡か?
再び古代に時代を移します。
ノートルダム清心女子大学などの研究グループが、長年研究しているトルコの古代遺跡に都市形成の跡ではないかと思われる痕跡を発見しました。
この遺跡は約5300年前のものとされ、巨大な円形の建造物が発見されています。
今回発見されたのはその円形の建造物を取り囲む壁で、10メートルほどが見つかっており、100メートルほど続いているのでは、と予想されています。
従来、約5000年前のメソポタミアで人類最古の都市が誕生したと考えられていますが、同じ時期にトルコにも都市があったのではないか、と仮説を提唱しています。



もしかして四大文明じゃなくてトルコも含めて五大文明だったとか…?



そうだったら世紀の大発見だよね。でも、トルコで見つかったならもしかしてもっと他の場所にもあったのでは…?という想像も膨らむね。
出典:https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2686089?display=1
未知の遺跡をAIと地形データで発見?最新技術に注目
今度は今後の発見が加速しそうな最新技術のお話です。
近年、航空機からレーザーを発射して地上を測量した情報をオープンデータとして公開する動きが進んでいます。
これらの地形データを利用し、研究者のみならず一般のファンが遺跡を見つけ出す事例があるそうです。
さらにAIが普及し、人間が分析するよりも正確かつ迅速に遺跡があるかもしれない場所を発見することができるようになっています。
実際に奈良文化財研究所ではこういった活動を進め、AIで抽出された場所から未発見の古墳や寺院跡が見つかったそうです。
人間の判断やAIの教育も必要ではありますが、これまで開発事業がなければ発見できなかった遺跡を効率的に発見できるようになりそうです。



最新技術でいままで存在すら知られていなかったものが知られるようになるなんてすごいね!知らなくていいことまで知ってしまいそうだけど…



ははは、たしかに。でも、こういう形で最新技術が使われているのは面白いね。これまで考えられていたことが実は全然違った、みたいなことも起こるかもしれないね。
出典:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2605/27/news080.html










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