うるら毎週月曜、前週にあった世界史ニュースを独断と偏見で解説していくよ!
首里城正殿、2026年11月に完成式 ——2019年の火災を乗り越え
2019年の火災により焼失した首里城の正殿が、2026年11月に完成式を迎えることがわかりました。
首里城はもともと琉球王国時代の王宮で、14世紀ごろに築城され、1879年の沖縄県設置に伴い廃城となりました。
第二次世界大戦の戦火により一度焼失し1992年に再建されましたが、2019年に火災により再び焼失。
それ以降、復元に向け各種作業が続けられていました。



屋根瓦の色の復元とか、結構大変だったって聞いた。



そうそう。かなりの努力を要したみたいだね。ぜひ、詳細は調べてみてほしいな。
出典:https://oki-park.jp/shurijo/information/detail/10959
イスラエル軍の攻撃でレバノンの貴重な遺跡に深刻な被害
緊迫した中東情勢は、現代の生活だけでなく貴重な遺跡をも脅かしています。
2026年5月27日イスラエル軍がレバノン南部を攻撃した際、約900年前に築かれた十字軍の城塞であるボーフォート城が空爆を受けました。
ボーフォート城は世界遺産の暫定リストにも加えられている。
更にイスラエル軍は、世界遺産にも登録されているフェニキア人の都市遺跡”ティルス”すらも激しい空爆を加え、その損害は計り知れないものとなっている。



発見のニュースにばかり目が行きがちだけど、失われる歴史もあるんだね…。



そうだね。一刻も早く停戦し、現代の生活と歴史的遺物の両方が正しく守られることを祈るばかりだね。
出典:https://artnewsjapan.com/article/75447
幸運を呼ぶ雄牛の睾丸が消えた?!修復に物議
イタリアミラノにある19世紀に制作された「雄牛のモザイク」の修復に、市民が批判を強めています。
このモザイクの雄牛の睾丸部分にはピンク色のタイルがはめ込まれており、その部分に踵を当てて3回転すると幸運に恵まれ、再びミラノを訪れることができる、という言い伝えがあります。
ただ、この言い伝えにより、訪れる人が睾丸をこすりまくったためにかなり摩耗したため修復が決定されました。
その修復の結果、睾丸が亡くなっているように見えたほか、仕上がりも雑だ、と批判が上がっています。



時々こういう修復って物議を醸すよね…。



修復士の思想が反映されてしまう部分もあるからね…。
出典:https://artnewsjapan.com/article/75458
高校生が古代ローマの豪邸を発見?!
ローマのコロッセオの近くにある高校の体育館の地下で、高校生たちが2世紀に建てられた豪邸を発見しました。
もともと高校には「体育館の下には秘密の部屋がある!」と言い伝えられていたことから、高校生たちは調査を続けていました。
高校生は構造物を見つけると教師に報告、教師はローマ特別監督局に連絡し本格的な調査が開始され、2世紀に建てられた富裕層が住んでいた住宅であるとわかりました。
学校の付近はアウグストゥスなども居住していたことで知られており、今後の調査が気になります。



高校生びっくりだよ!私も何か発見したい~。



ほんとだよね。都市伝説とか言い伝えとか、意外と本当のことだったりするよね。
出典:https://artnewsjapan.com/article/75881
奈良の「飛鳥・藤原の宮都」世界遺産へ
奈良県にある飛鳥時代(6世紀末~8世紀初め)の宮殿跡や寺院跡、墳墓で構成される遺跡群「飛鳥・藤原の宮都」が世界遺産になることが発表されました。
有名な高松塚古墳やキトラ古墳なども含まれ、当時の外来文化と日本文化との融合なども見ることができ、後世にも影響を与えた貴重な遺跡群です。
2026年7月に韓国釜山で行われるユネスコ世界遺産会議にて正式決定される見通しで、日本の世界遺産としては27件目となる予定です。



うわー!すごい!日本の文化が世界に認められるって、やっぱり嬉しいねえ。



そうだね。これをきっかけに日本文化が世界に広まったらいいなあ。
出典:https://asuka-fujiwara.jp/news/4607/
約4000年前のモヘンジョダロでは都市の発展につれて格差が小さく?
元来考えられてきた都市の発展と格差の関係が覆される発見がありました。
もともと、都市が発展すると富や権力が一部の権力者に集中し、格差が広がると考えられてきました。
しかし、約4000年前のインダス文明の大都市モヘンジョダロでは、逆だったのでは、という説が唱えられました。
モヘンジョダロでは、住居の大きさからみた格差が、他の古代都市(マヤのパレンケやクレタ島のクノッソスなど)と比べて小さく、さらに時代とともに縮小していった、とされています。



モヘンジョダロって、めっちゃ謎が多いんだよね?



そうそう。こういった研究でどんどん明らかになっていってほしいね。
出典:https://gigazine.net/news/20260606-mohenjo-daro-inequality-declined/
ナポレオンは英雄か、独裁者か ——教科書から見る”歴史の見方”
日本で歴史を習った人は、ナポレオンと聞くと「なんか戦争に強かった人」「流刑になった人」「英雄?」などとイメージするかもしれません。
日本の歴史の教科書ではナポレオンを歴史の中でどのような役割を果たしたか、という文脈で説明しています。
ウィーン体制の前提を作った、各国のナショナリズムに影響を与えた、などです。
一方で、フランスの教科書ではよりナポレオンという人物そのものに焦点を当てているそうです。
宮廷での振る舞いや政治家としての手腕など、自国の英雄として書いている部分もあります。
その上で、皇帝として権力を集中させたり奴隷制の復活といった暗い面も説明しています。
日本とフランスの教科書を比べるだけでも、歴史は一面だけでは語れないということがわかります。



歴史の事象に対する各国の立場とかによっても書かれ方違いそうだよね。



そうだね。教科書の内容だけじゃないし、その裏側だけでもない。いろんな面から歴史を見ると、もっと深みが出て面白いよ。
出典:https://toyokeizai.net/articles/-/946251?display=b
編集後記



今週は、発見もあれば、失われるニュースもあったね。歴史の見方を問うような話もあったし。



そうだね。歴史は過去の出来事をただ学ぶ・暗記するだけでなく、今も発見され、更新され、失われているんだよ。



来週のニュースも楽しみだね!










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